私たちについて

ハヤチネンダの活動

活動の目的

かつての日本の暮らしや葬送は
地縁や血縁と切り離せないものでした。
近代以降、私たちを包み守っていた共同体や自然は既にありません。
本財団は、バラバラの個人となった私たちが、
それでもなお、新たな自然や人や歴史との関係を紡ぎ直し、
生き生きとした生の内実の先に死を受け入れられる物語を
再構築することを目指しています。
私たちはまた、その過程を通じて、
かつては当たり前にあった農的な景観や環境と、
それを守るための技術や人を次世代につないでゆきたいと考えています。

里山の山林におけるトラスト事業
あたらしい祈りの場をつくる「いのちを還す森」プロジェクト

本財団に託された、遠野・附馬牛の里山にある美しい広葉樹林を整備し、「いのちを還す森」として次の世代につなぐためのトラスト事業を行います。
「いのちを還す森」は自然から切り離された都市部でいまを生きる人びとに向けて、自然とつながる祈りや瞑想の場所として、また森林浴や自然観察の場所として、必要な整備をしながら共同利用ができるしくみづくりを目指します。

また、やがて私たちのいのちが尽きたとき、この森に還ることができるよう、仲間が訪れて祈ることができるよう、あたらしい祈りの場、弔いと葬送の形を模索してゆきます。

「いのち」のめぐりと自然について、
死生観・祈りについて、学び合うプログラム

遠野と東京を結び、自然と親しみながら自然や生命の循環について学ぶ講座や、農林業や馬事等、自然とともにある暮らしの体験を通して仲間をつくり、いのちの「終わり」から「今」を見つめる機会を提供します。

ハヤチネ山ノ上倶楽部

「いのちを還す森」と連なる景観をつくる農作業・馬事・林内整備や、遠野物語を辿るプログラムなどを通して、遠野・附馬牛の土地と、訪れる人との関係をつくっていきます。この森をきっかけにして、関係者が人と人、人と土地、人と自然との新たな縁を結び、分断と孤独化が進む現代において、あたらしく懐かしい故郷が創出されることを目指します。

「ハヤチネ山ノ上倶楽部」について

ンダ部

ハヤチネンダの「ンダ」は納得や諒解の合言葉。「ンダ部」は、「いのち」と「死」をめぐる様々な考察や表現について、宗教や哲学、文化や歴史、芸術などを通して、知りたいこと、学び直したいことを学ぶための仲間を募っていきます。東京、そしてオンラインで講座やワークショップを企画します。

ンダ部について

クイーンズメドウ・ステュディオス(QM Studious)

事業パートナーである、農業生産法人ノースが運営する遠野・クイーンズメドウのフィールドに、ハヤチネンダが事務局となって企画ディレクターを迎え、場と人、馬たちの存在を活かした特別な宿泊プログラムを展開します。

クイーンズメドウ・ステュディオスについて

調査・研究・情報発信

日本の中に深く根差した自然観や死生観を頼りに、人々や自然との生き生きとしたつながりを取り戻すための調査や研究をおこない、先行きの不透明な現代に生きる私たちの、心の糧ともなるよう情報の発信を行います。

今様 往生伝の収集 

平安の昔から、日本人は多くの往生伝を伝えてきました。自身の、大切な人の、死を意識したことで感じたこと、考えたこと、人生観など、より良く生きるために読む、往生の物語をあつめます。

持続可能ないのちの仕舞い方

山を切り開き生き物の棲家を壊してつくる郊外の大型霊園や、CO2を大量に放出する火葬など、常識だと思ってきたいのちの仕舞い方が、必ずしも良い未来に資する方法ではないことが分かってきています。私たちは持続可能な未来に向けて、あらたな視点を持ち、内外で起こっていることについて調査・発信していきます。

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