私たちの立つところ

遠野クイーンズメドウ・カントリーハウス

馬と人とが共にある、遠野の美しい森へ。

ハヤチネンダの遠野現地パートナー、農業法人ノースが運営するクイーンズメドウ・カントリーハウス/Queens Meadow Country House(QMCH)は、早池峰山の南側、遠野盆地の北側に位置し、広葉樹を主とする森と三本の小沢を抱える約12ヘクタールの里山にあります。豊かな森と牧草地に馬たち(ハフリンガー種)が放牧され、そこにつらなる田畑・それぞれ10反ほどで、ささやかな有機農業を営んでいます。

QMCHは、馬と人とが共にある暮らしを営んで行くことで、遠野らしい美しい景観が続いてゆくことを願って、1999年に開拓がはじまりました。しばらくの間はプロジェクトの関係者のために宿泊棟を維持していましたが、2017年1月より、こうしたコンセプトや暮らしの実践について、想いを近くするみなさんに体験していただきたいと願い、セミナーやワークショップを目的として、施設をご利用いただけるようになりました。(宿泊のみのプランは受け付けておりません)

わずか14床という小さな施設ですが、馬たちや生き物のざわめきに耳を澄まし、森の中で五感がひらかれる豊かな時間を求めて、四季を通じて年間のべ200人ほどのお客様が訪れます。

宿泊棟から森の中を30分ほど歩くと、ハヤチネンダが「いのちを還す森」と呼ぶ美しい広葉樹の森があります。四季を通じて生き物の気配に満ちていて「ハヤチネ山ノ上倶楽部」の会員は、死後、この大きないのちの環に加わるべく、埋葬されることができます。

私たちハヤチネンダは、クイーンズメドウの仲間とともに、事業を通して東京と遠野の関係を結び、この土地らしい自然を基盤として積み上がってきた文化と風土、そして死生観を手がかりに、いのちの物語を取り戻し、この景観を次の世代へ渡していきたいと考えています。

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