ハヤチネンダの活動
いのちの終わりと続き、自然をめぐること、
ハヤチネンダの活動について
私たちは、岩手県遠野の里山にある森と都市部を結び、「いのちと自然の物語をつむぎなおす」ことをテーマにして、身体を使って学び、感じ、語り合える仲間を募っています。
「いのちを還す森」埋葬プロジェクト
「いのちを還す森」埋葬プロジェクトは、ハヤチネ山ノ上倶楽部の会員が、岩手県遠野市で、自身のいのちを還す森の風景をつくる活動や、東京で開かれる集いなどへの参加を通じて、やがて還る場所との縁を紡ぎ、懐かしい風景を未来に受け渡していくことのできるものです。
従来の家制度にとらわれず、生前の個人が、納得して自由に埋葬地を選ぶときの一つの選択肢として、また墓石の下ではなく、自然の風景の中に解けてゆくように埋葬してほしい、と考える人たちの願いに応えられるよう、現地パートナーのクイーンズメドウ・カントリーハウス、荒川駒形神社とともに、準備を重ねてきました。
私たちはまた、お墓を「買う」のではなく、「未来に遺したい風景をつなぐこと」やこのプロジェクトを通して「人の居場所をつくること」に賛同してくださる方々のお志を集めます。埋葬される森や地域の人びととも、温かな関係性をつむぐために、様々なプログラムも提供していきます。
葬送は、重要文化的景観のひとつに数えられている荒川駒形神社によって、森の中で執り行われます。
ハヤチネ山ノ上倶楽部
ハヤチネ山ノ上倶楽部(通称・山ノ上倶楽部)には山と街場、2つの活動拠点があります。
山の活動では、「ふるさと」から遠くなった都市部の会員と、岩手の会員がともに、里山の山仕事、農事や馬事、未来に残したい風景をつくる仕事に参加しています。
会員は、希望があれば没後の自身を「いのちを還す森」に埋葬することができます。合わせて東京の街場では、気軽に集い、語り、新しい仲間や試みに出会えるサロンのような場をひらいています。
ンダ部
ハヤチネンダの「ンダ」は納得や諒解の合言葉。「ンダ部」は、「いのち」の循環と自然をめぐる多様な考察や表現について学ぶ活動です。東京、そしてオンラインで講座やワークショップを企画しています。部員発の企画もお待ちしております。大きないのちの物語をたどる旅にご一緒しましょう。
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