たよりとお知らせ

【終了】「森のサロン・森と〜」で「森と死」がテーマのトークへ/2021年7月15日オンライン

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2021年6月30日 登壇・メディア掲載

森の案内人:三浦豊さんと、ファシリテーターの青木マーキーこと、青木 将幸さんが、毎月第3木曜日に開催している「森のサロン・森と〜」にハヤチネンダ代表今井航大朗がゲストとしてお声がけいただき、お二人のトークに混ぜていただくことになりました。
テーマは「森と死」について。もしよろしればお聞きください。以下、マーキーさんの告知文を転載させていただきます。


みなさん、こんにちは。
ファシリテーターの青木マーキーです。

森の案内人:三浦豊さんといっしょに開催している
「森のサロン・森と〜」では毎月第3木曜日に
ゲストをお招きしてのスペシャル・トークを楽しんでいます。

7月15日の森の日は、
ゲストに今井 航大朗さんをお招きして
「森と死」をテーマに開催します。

今井さんとは、友人の西村佳哲さんの紹介で、
岩手県の遠野で知り合いました。
「クイーンズメドウ・カントリーハウス」という
馬とすごす宿泊施設で合宿した仲間です。
物静かで、丁寧な方だな、というのが第一印象。

そんな今井さんが、仲間たちと新しい法人を立ち上げました。
一般財団法人ハヤチネンダ。
この法人は「いのちを還す森」をつくっているとのこと。
人は皆、死ぬ。これは仕方がありません。
でも、
いのちが尽きるとき、その人のすべてが終わってしまうのか?
というと、そうでもない。
昔の日本人のなかには「人は死ぬと山に還る」と
考えた人もいたようです。

ハヤチネンダのウエブサイトに、こんな文言がありました。

「一般財団ハヤチネンダは、寄付を受けて、遠野・附馬牛(つきもうし)に位置する小さな里山の森を託されています。私たちは、この森を「いのちを還す森」として、仲間を集い、心と身体を使って、必要な手を入れながらゆるやかに共有していきます。
そして、いつか私たちのいのちが尽きたとき、この森に還りたい。私たちは、遠野の民俗や風土に学び、それぞれのいのちの物語を紡ぎながら、森をめぐる里山や、そこにつらなる田畑、馬たちの行き交う風景を次の世代へと渡すためのしくみを模索していきます。」

この文章を目にしたとき、僕はびびっと感じるものがあって
「今井さん、ぜひ何か、ご一緒させてください」と声をかけました。
僕は子どものころから、人が死んだら、どこにいくんだろう?と
気になっていた少年だったのです。
人が、あらかじめ「自分が死んだら、この森に還るんだ」
そう思える場所があって、そこにお手入れをしに通えたら、
その人の終末観というのは、少し、変わってくるように思います。

ハヤチネンダには【ンダ部】という活動があって、
そこでは毎月ゲストを招いて「死」をテーマに、
意見交換が進んでいます。
こちらも、大変興味深く、
最近だと「アニメと漫画と映画と死生観」や
「いのちと暦」といったテーマで深掘りが進んでいます。

そんな活動をつくっている今井さんをゲストにお招きし
「森と死」について、
ディープに語り合う2時間になればと思います。

最近「老い」を感じる皆さんも、
まだまだ「死」には遠いよと思っている皆さんも、
どうぞご一緒くださればと、思います。


●イベント情報
森の案内人・三浦 豊がお届けする森のサロン、「森と〜」
2021年7月15日 20:00〜22:00
46話【森の日】
ゲスト:今井航大朗
テーマ:「森と死」
ファシリテーター:青木マーキー
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます
※ 2021年8月31日まで何度でも視聴可能です


○三浦 豊(みうら ゆたか)

2004年から日本中の森林を巡り、2010年から日本全国で森の案内をはじめる。巡った森は3000ヶ所以上。街も好きです。

forest forest
「 木のみかた 」( ミシマ社 )

○青木 将幸(あおき まさゆき)

家族会議から国際会議まであらゆる会議の進行役をつとめる「会議ファシリテーター」。コロナのおかげで、すべての仕事を失い「オンライン・ファシリテーター」として出直す日々。出身は熊野。親は林業を営んでいたので、森には親しみを持って育つが、ヒマがあれば釣りばかりしている44才。森と~では、第三木曜の森の日トーク・イベントを担当。
http://www.aokiworks.net/morito.html

○ 今井 航大朗 (いまい こうたろう)

大学卒業後、日本を伝える事業に関わるべく都内日系ホテルへ入社。
その後、父親が設立した企業を引き継ぐことを機に退社し、
事業継承に取り組む。
東京と岩手にある複数の企業経営や運営に関わりながら、
長期的で消費されない価値の構築を目指している。
2017年より、
岩手県遠野市にある馬と共に暮らす実験施設
クイーズメドウ・カントリーハウス」の運営に関わり、
2019年からは、
森をインターフェースに<いのち>について考える財団
ハヤチネンダ」を設立し活動中。
猫と馬が好き。

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