「山ノ上倶楽部」の定期手入れ活動・<森入リ>がはじまりました。
ハヤチネンダ「山ノ上倶楽部」森入リ レポートです。コロナ禍のなか、遠野での活動が制限されていましたが、「山ノ上倶楽部」が少しずつ動き始めました。
「山ノ上倶楽部」は、私たちが遠野に持つ「いのちを還す森」の森づくりを中心に、遠野に色濃く残る昔ながらの風習や生活文化を、遠野に出向いて学ぶ場です。
*「ハヤチネンダ山ノ上倶楽部」の詳しい情報とお申し込みはこちらをご覧ください。https://hayachinenda.org/programs/yamanoue.html
今回は、ススキがはびこって薮化した森の道を人が通れるように再生させる作業をみんなで行いました。森はすっかり初冬の景色です。背丈ほどもあるススキを藪漕ぎして沢まで降りた時は、滞在中に作業が終わるのかな?と思いましたが、剪定鋏で根元から伐ってゆきました。
指導は、いつものように田瀬理夫さんです。 穏やかな小春日で「いのちを還す森」の尾根からは冠雪を始めた早池峰の姿を見ることができました。
作業も捗り、下の沢から上の道路まで道が通じた時は「やったね♪」とみんなで。道づくりというのは、どこか人間の本性につながるものがあるのかもしれません。ささやかながら「開通」には達成感があって、喜びもまた一入なのでした。