たよりとお知らせ

【1/21募集締切り】西村佳哲さんとすごす「終わる人生、終わらない時間」3泊4日のご案内/2月19日(月)~22日(木)

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2024年1月14日 お知らせ


雪がないあたたかな年明けから一変、この週末は一気に冷え込み、
遠野も冬らしくなってきました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、山ノ上倶楽部の会員であり、『人の居場所をつくる』の著者、西村佳哲さんが、来月遠野にて、ハヤチネンダをテーマにしたワークショップを開催してくださる、ということになりました。以下、西村さんからの案内(note)から抜粋します。


私は「死ぬ前に、死について考えすぎない方がいい」と思うタイプで、「生きた証を残したい」といった気持ちもありません。が、生きているあいだは日々が充実しているといいし、一個人の生涯を越えてつづく試みの継続にも想いがあります。

ランドスケープデザイナーの田瀬理夫さんや友人たちが、遠野のクイーンズメドウ・カントリーハウスで温めてきた「ハヤチネンダ」という墓苑事業が、来年から本格化します。

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共同通信社・西出勇志記者の記事(2021年7月30日)

いわゆる「一区画◯◯万円・ペット可」といったお墓商品とすこし違う。理事の一人の宮田生美さんは、「大きな命の物語をみんなで紡ぎ直せる場をつくりたい」と言います。
言葉としてはわかる。けど私にはややわかりにくいところがあります。彼らの試行錯誤を傍で見てきて、「うまく伝わるといいな」と思っている。

わかりにくいものを、わかりやすく伝えようとすると、平易な表現や通りのいい言葉が並びがちです。すると抽象的になる。コンセプチュアルになるというか。
もし〝わかりにくい〟のなら(「自分には」ですが)、言葉よりむしろ体験を通じて、わかりにくいまま掴んだり納得できるといいんじゃないか。私はよりわかりたい。

そこで、現地に滞在しながら、集まっためいめいが「ハヤチネンダ」を通じて自分の、自分たちの〝死〟の前後左右を考え合える4日間をつくってみようと思います。心に!が浮かんだ人、どうぞお越しください。


ハヤチネンダ|終わる人生、終わらない時間
2024年2月19日(月)〜22日(木)

会場:クイーンズメドウ・カントリーハウス(遠野)
定員:6名
ゲスト:宮田生美、今井航大朗
ビデオゲスト:土居 浩(ものつくり大学)、向谷地生良(べてるの家)
参加費:83,000円
宿泊費:60,000円
>お申込み|Googleフォーム


↓こちらから続きをお読みください(西村さんのNote)

https://note.com/lw_nish/n/nb3717dc16f4d


西村佳哲(にしむら よしあき) さん

1964年 東京生まれ。リビングワールド代表。プランニング・ディレクター。働き方研究家。つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。著書に『自分の仕事をつくる』『ひとの居場所をつくる』(ちくま文庫)など。


ハヤチネンダが立ち上がる前から、ずっと活動の応援してくださっている西村佳哲さんが、

「ハヤチネンダを通じて、自分の命の前後左右について考えるような、そんな時間にしたい」

と企画してくれた、今回のワークショップ。
滞在中は、土居浩さん(ものつくり大学)や、向谷地生良さん(べてるの家)のインタビュー収録を視聴しながら、普段あまり考えることのない、自分の命の在り方や、その先について考えていければと思います。命の話、自然との関わり。終わりあるもの、繋がっていくもの。

一言ではとても表しにくいテーマと向き合っている私たちですが、4年間の活動を通じ、ぼんやりと見えてきている輪郭のようなものがあります。
集まっていただいたみなさまと、その軌跡を改めてたどるような、そんな4日間になればと思います。募集は1月21日(日)までです。

ご都合つけば、ぜひご一緒いただければと思います。
みなさまからのご連絡お待ちしております。(ハヤチネンダ代表理事 今井 航大朗)

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