ハヤチネ山ノ上倶楽部

2023年の活動予定カレンダー

ハヤチネ山ノ上倶楽部では、この美しい環境を未来世代に向けて残したいと願う仲間とともに、一年を通じて環境整備を行っていきます。無理はせず、それぞれができる作業を、できる範囲で行っていきますので、ご都合の良いときにどうぞご参加ください。どの季節も、どんな天気でも、森は美しく、何か発見があります。
また、毎回馬たちとの時間も予定しています。日々の馬事に参加したり、コミュニケーションをとってみたりしてください。

*ご参加は、会員の方が優先となります
*コロナウイルスなどの感染拡大、及び天候など諸条件によって、随時活動内容を変更したり、中止したりしていきます。(2022年12月17日更新)

1月 森入リ〜スノーシューで森あるき

葉が落ちて見晴らしのよいこの季節に、木々を間伐・剪定します。枝はバイオネストにしてゆっくりと森に還します。雪が積もっていればスノーシューで森あるきを楽しみます。

2月 森入リ〜雪景色

葉が落ちて見晴らしのよいこの季節に、木々を間伐・剪定します。枝はバイオネストにしてゆっくりと森に還します。雪景色が美しい、身を切るような寒さの遠野の冬を味わいにいらしてください。室内は暖かくお過ごしいただけます。希望があればスノーシューも。

3月 森入リ〜春の気配

引き続き、木々を間伐・剪定します。まだ雪が残る森に春の気配を感じながら、植物たちが繁茂しだす前にできることを。

4月 森入リ〜土の香り

人の手とこの森の自然素材だけでつくってきたテラスまわりの手入れをします。雪がとけてきたら、いよいよ土の作業を。大きくなった平場を整え、テラスへ続く道を歩きやすく整える作業などを計画しています。タラの芽がそろそろ出てくる頃ですね。山菜採りも。

5月 森入リ〜遠野は花の季節

クイーンズメドウの有機たんぼの田植えを手伝います。田の神が里におりてきているこの季節、豊作を願ってひとつひとつ手植えしていきます。または、「いのちを還す森」を囲むように流れる小さな沢筋をみんなで整えます。落ち葉や泥で詰まっているところを取り除き、水がゆっくり同じ速度で流れるように、水音に耳を傾け、石の位置を少しだけ置き換えたり。

和暦研究家、高月美樹さんと滞在する「季節と色を紐解く・遠野の森〜初夏」のご案内(2023年5月13〜15日)

山ノ上倶楽部 特別回:新緑の森を馬たちとあるく「山上げ」のご案内(2023年5月26日〜28日)

6月 森入リ〜 蛙、イモリたち。

田瀬さんと一緒にハヤチネを望む丘にちいさなテラスを作る作業を続けます。2022年につくったテラス地形がしっかり根付くように、ノシバを貼る作業などを行うかもしれません。夏の間、荒川高原に牝馬たちが上がる季節がやってきます。蛙やイモリたち、生き物観察が楽しい季節。(6月9日〜11日開催予定)

7月 未定

学生参加プログラムを計画中につき、実施未定です。

8月 遠野の「お盆」を知る、感じる。

*特別プログラム(計画中)
この時期に馴染みの場所に帰ってくるという死者の魂を迎えてまた送り返す、「お盆」の慣習には、死者の存在に対する畏れとともに、喪失の切なさや痛み、それを共有する労り、礼を表現するカタチがあります。東北の民俗や芸術に詳しいゲストをお迎えして、遠野に豊かに残る「お盆」の慣習をたどります。

9月 稲刈り〜クイーンズメドウの農事へ参加

クイーンズメドウの稲刈りやキノコ採りなど、秋の農事に参加します。農作業では、自然に隣の人と息を合わせるシーンが多くあります。秋めいていく森の気配にも耳を傾け、非言語コミュニケーションであふれた時間を。

10月 山下げ〜クイーンズメドウの馬事へ参加 

*特別プログラム
クイーンズメドウの雌馬たちは、夏の間、高原で過ごしています。彼女たちが高原から里へ帰る道のりを、3時間かけて一緒に歩きます。燃えるような紅葉の美しい山道を、馬たちと足並みを揃えてくだる豊かなひと時。(10月27~29日開催予定)

11月 森入リ〜芒(すすき)刈り

夏の間にたくさん成長した草木の中で、風通しのよくないところ一緒に手をいれていきましょう。紅葉はもちろん芒の美しい時期。道をふさいでいる芒は整理しひとつにまとめましょう。バイオネストが一変、立派な芒風呂になりますよ。

12月 森入リ〜冬空

遠野はちらほらと雪の舞う時期。馬たちと一緒に大岩牧区の整備をしていきます。森の中では、いろいろな命が春に向けて準備し始めます。凛とした空気の中、森や馬、そして自分たちの命の声に耳を澄ませて過ごしましょう。

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