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【終了】「わたしからはじまるー悲しみを物語るということ<春編> グリーフケアのある日常」入江 杏さん×神谷 祐紀子さん/2022年4月15日オンライン

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2022年3月17日 ンダ部 on WEB

「グリーフケア」という言葉をご存知でしょうか。

聞いたことはあるけれど、意味はよく知らない方も少なくないかもしれません。
グリーフとは喪失に伴う悲嘆のこと。
「ンダ部」では、グリーフケアをテーマに、春と秋の2回に講座を予定いたしました。

上智大学はじめ各種研究機関などでグリーフケアの啓発や実践に取り組む入江杏さんと神谷祐紀子さんは、「悲嘆をもたらす喪失は、私たちの日常にあり、決して特別なものではありません。大切な、かけがえのない、人やもの、関係、事柄を失ったとき、必要とされるグリーフケアは、悲しみから学ぶことを教えてくれました」と語っています。

日常の景色が一変してしまった喪失体験。
悲しみは、時間とともに深まりこそすれ、解消することはありません。
お二人が伝えるのは
「悲しみとともにどう生きるかを探っていくグリーフケアは特別な処方箋や対処法ではなく、日常にある」
「悲しみ」は「愛しみ」であること、との出逢い。

そのことに気づいた時、人は誰かの悲しみに気づきそっと手を差し伸べることができるのかもしれません。

上智大学グリーフケア研究所で非常勤講師を務める入江杏さんは、2000 年 12 月に発覚した世田谷事件で妹さん一家四人を喪いました。
<春編>では、入江杏さんと、上智大学グリーフケア研究所認定臨床傾聴士の神谷祐紀子さんとともに、グリーフケアのある日常について思索していきます。

日 時:2022年4月15日(金)19:00〜20:30(終了後21:00までの放課後部活を予定)
場 所:オンライン(Zoomを予定)※見逃し配信あります
参加費: 1,000円
     2,000円(ご参加+応援)
     3,000円(ご参加++応援)
    *「ハヤチネ山ノ上倶楽部」会員の方は無料でご招待いたします。
    *「ンダ部」会員の方には割引があります。
    *どちらもメールでご案内する割引コードをご利用ください。
申込み:Peatixのイベントページからお申込みください
参加方法:申し込み頂いた方へ当日の午前中に視聴URLをご案内いたします


イベントへのお申込みはこちら(Peatix)
https://ndabu-onweb-10.peatix.com/


登壇者プロフィール

入江 杏(いりえ・あん)

東京都生まれ。国際基督教大学卒。
「ミシュカの森」主宰。上智大学グリーフケア研究所非常勤講師、世田谷区グリーフサポート検討委員。犯罪被害の悲しみ・苦しみと向き合い、葛藤の中で「生き直し」をした体験から、「悲しみを生きる力に」をテーマとして、行政・学校・企業などで講演・勉強会を開催。「ミシュカの森」の活動を核に、悲しみの発信から再生を模索する人たちのネットワークづくりに努める。著書に『悲しみを生きる力に~被害者遺族からあなたへ』(岩波ジュニア新書)、絵本『ずっとつながってるよ こぐまのミシュカのおはなし』(くもん出版)ほか。 2020年11月、編著『悲しみとともにどう生きるか』(集英社新書)を発表。

「ミシュカの森」
https://www.facebook.com/mforest/

神谷 祐紀子(かみや・ゆきこ)

上智大学グリーフケア研究所認定臨床傾聴士。 外資系企業勤務を経て、上智大学グリーフケア研究所人材養成講座にて、「グリーフケア」を学び始める。相談業務、講師のほか、ワークショップ/講演会/シンポジウム/研修の企画、運営等にも従事。

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