たよりとお知らせ

ハヤチネ山ノ上倶楽部の「森入リ」「テラスをつくろう②」実施しました!

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2022年6月16日 たより山ノ上倶楽部

6月10日〜12日にかけて実施した「森入リ」チームの滞在プログラムが終了しました。山ノ上倶楽部の「森入リ」は「いのちを還す森」の森づくりや、クイーンズメドウ・カントリーハウスの馬事・農事を手伝いながら、遠野のくらしやここに集まる人との縁を紡いでゆく活動です。1〜2ヶ月に一度開催し、ランドスケープデザイナーの田瀬理夫さんがほぼ毎回参加してくださっています。

前回に続いて、「いのちを還す森」の一部、ハヤチネのみえる丘に植林されたカラマツを伐ったあとの残材を利用して、みんなで座れる場所(テラスとよんでいます)をつくる企みに参加していただきました。ハヤチネンダの森づくりは、木材生産ではなくて、関わってくださる人の心や体を癒やし、できるだけ生態系を傷つけることく利用させてもらえるような、里山の森づくりを目指しています。

4月に入ったときは、まだカラマツ伐採跡が痛々しい様子でしたが、今回の森入リでは6月の陽光を受け取って、隠れていた野草や樹花たちが、その美しさやユニークな形を競い合うように萌え茂っていました。この季節は白い花たちが満開です。

作業日は雨予報に反して暑いくらいの快晴。少し霞む空の向こうにハヤチネが見えます。わずかに雪渓を残した姿に、あぁ、夏を迎えるのだなぁと、ご挨拶。

遠く霞むハヤチネ。
みんな乗りたい軽トラの荷台・笑

前回つくった直線型のバイオネストは、崩れかけていた法面を保護してくれて、なかなかいい感じです。「まだまだ入るよ」という田瀬さんの声をうけて、さらに伐採枝を差し込んで行きます。前回片付けきれなかったところがまた少し片付いて、心地よい場所が広がりました。

多くの林業の現場では、伐採した枝はその場において自然に分解されるのを待ちますが、ハヤチネンダの「いのちを還す森」ではもう少し人の手をかけて、人と植物が生き生きとできるような森林空間を作ろうとしています。外来種や繁殖力の強い植物を選択的に刈り取って、貴重な在来種を応援したりも。

今回も、新しく仲間になってくれたメンバーを迎えました。「本当に参加してよかったです!癒やされましたー」との声。森の中で良く働き、高原で馬たちと過ごした充実の3日間、私たちもご一緒できて嬉しかったです。

農・林・馬の里山作業をのんびり&しっかり冒険していくようなハヤチネ山ノ上倶楽部の「森入リ」、まだまだ仲間を募集しています〜。ぜひご一緒ください。

「ハヤチネ山ノ上倶楽部」についてはこちら

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