たよりとお知らせ

【終了】「わたしからはじまる 悲しみを物語るということ <秋編> グリーフケアのある日常」入江 杏さん/2022年10月20日オンライン

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2022年10月1日 ンダ部 on WEB

4月の春編に続く、「グリーフケアのある日常」をテーマに、入江杏さんの講座〈秋編〉をお届けします。

「グリーフ」とは喪失を伴う悲嘆のこと。世田谷事件で妹さん一家を喪った入江さんは、長い沈黙の後、悲しみを語ることを選択しました。
決断に至るまでの経過とこれまでを辿った本「わたしからはじまる 悲しみを物語るということ」が6月に上梓されました。
入江さんは、本の冒頭で「思いのままに語ること、わたしをありのままに差し出す語りは、聴き手を得、世界に拓かれます」と綴っておられます。

入江さんにお目にかかった方は誰しも、明るく、屈託のないおおらかな人柄に癒されるのではないでしょうか。

「本来生きることには、悲しみがともなうのではないでしょうか」
日々、もっと強く、明るく、賢くと望まれ、もっと元気に、豊かに、速やかに、とせき立てられるような現代社会。生活の中の些細な悲しみに立ち止まっている暇のない日常。悲しみから目を背けようとする社会は、実は生きることを大切にしていない社会なのではないでしょうか。
入江さんの言葉が胸に響きます。

10月の「ンダ部」では、入江さんの新著より、「スティグマ(負の烙印)」からの解放、さまざま人との「コンタクト=出会い」を中心に、お話をうかがいます。

日 時:2022年10月20日(木)19:00〜20:30(終了後21:00までの放課後部活を予定)
場 所:オンライン(Zoomを予定)※見逃し配信あります
参加費: 1,000円
     2,000円(ご参加+応援)
     3,000円(ご参加++応援)
    *「ハヤチネ山ノ上倶楽部」会員の方は無料でご招待いたします。
    *「ンダ部」会員の方には割引があります。
    *どちらもメールでご案内する割引コードをご利用ください。
申込み:Peatixのイベントページからお申込みください。
参加方法:お申し込み頂いた方へ当日の午前中に視聴URLをご案内いたします。


イベントへのお申込みはこちら(Peatix)
https://ndabu-onweb-12.peatix.com/


登壇者プロフィール

入江 杏(いりえ・あん)

東京都生まれ。国際基督教大学卒。
「ミシュカの森」主宰。上智大学グリーフケア研究所非常勤講師、世田谷区グリーフサポート検討委員。犯罪被害の悲しみ・苦しみと向き合い、葛藤の中で「生き直し」をした体験から、「悲しみを生きる力に」をテーマとして、行政・学校・企業などで講演・勉強会を開催。「ミシュカの森」の活動を核に、悲しみの発信から再生を模索する人たちのネットワークづくりに努める。著書に『悲しみを生きる力に~被害者遺族からあなたへ』(岩波ジュニア新書)、絵本『ずっとつながってるよ
こぐまのミシュカのおはなし』(くもん出版)、編著『悲しみとともにどう生きるか』(集英社新書)ほか。
2022年6月、単著『わたしからはじまる 悲しみを物語るということ』(小学館)を発表。

「ミシュカの森」
https://www.facebook.com/mforest/

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